計算方法と根拠
棚卸資産回転率の求め方
中小機構 J-Net21 の解説では、棚卸資産回転率(回/年)=売上高÷棚卸資産平均在高です。数値が大きいほど、在庫が早く売れて入れ替わっていることを表します。
回転日数
回転日数は、1 年の日数(365 日)を回転率で割って求めます(回転率からの導出)。たとえば回転率が 10 回なら 36.5 日です。
計算例
年間の売上高が 2,400 万円、期首の在庫が 200 万円、期末の在庫が 300 万円なら、平均在高は 250 万円、回転率は 2,400 万円÷250 万円=9.6 回、回転日数は約 38.0 日です。
使っている式
| 名前 | やっていること | 式 |
|---|---|---|
| 棚卸資産の平均在高 | 期首と期末の在庫の平均です(平均在高を簡単に求める方法のひとつ)。 | avg = (open + close) / 2 |
| 棚卸資産回転率 | 売上高を棚卸資産の平均在高で割った、年あたりの回転回数です。 | turn = sales / avg |
| 棚卸資産回転率(結果) | 1 年に在庫が何回入れ替わったかの目安です。 | turn |
| 回転日数(結果) | 1 年の日数を回転率で割った、在庫が入れ替わるのにかかる日数の目安です。 | days / turn |
| 棚卸資産の平均在高(結果) | 期首と期末の在庫の平均です。 | avg |
式の記法: + - * / ^(べき乗)、かっこ、min / max / round / ceil / floor / pow / abs / sqrt、if(条件, 真のとき, 偽のとき)。round(x, 桁) は四捨五入、ceil は切り上げ、floor は切り捨てです。
設定値(定数)と出典
| 項目 | 値 | 出典 | 時点 | 見直しの周期 |
|---|---|---|---|---|
| 1 年の日数(回転日数の計算に使用) | 365日 | 中小機構 J-Net21「財務の基礎知識(棚卸資産回転率ほか)」(回転率は年あたりの回数。日数への換算は 365 日で割る導出) | 2026年10月27日 | 算式の変更があるとき確認(次回見直し 2027年4月1日) |
入力できる範囲
| 項目 | 範囲 | 初期値 |
|---|---|---|
| 年間の売上高 | 1〜100,000,000,000円 | 24,000,000円 |
| 期首の棚卸資産(在庫) | 1〜100,000,000,000円 | 2,000,000円 |
| 期末の棚卸資産(在庫) | 0〜100,000,000,000円 | 3,000,000円 |
結果は、同じ条件なら本サイトのどのページでも同じ数字になります(ページの数字も、計算ツールも同じ計算の仕組みで出しています)。
ご利用にあたって
- 入れた金額にもとづく概算です。業種によって適正な回転率は異なり、在庫の適正水準や仕入計画の代わりにはなりません。
- 平均在高は期首と期末の平均で計算しています。月末在庫の平均など別の方法で求めた平均在高を使いたい場合は、期首・期末の欄に同じ金額を入れてください。
- 売上原価を分子にした回転率(売上原価÷平均在高)は、解説にないため含めていません。会社や業界によって定義が違うので、比べるときは同じ定義にそろえてください。